「ステーキ&ハンバーグ いわたき」から名称変更した「はすぬま」の経緯と「ステーキのけん」の関係性について調べてみました
こちら情報提供いただきました。ありがとうございます。
ご存知の方も多いと思いますが、ハンバーグ&ステーキの店 はすぬま」と名称を変更しました。
今回は「はすぬま」へと至るまでの経緯を調べてみました。
「はすぬま」の場所はこちら
一部のグルメサイトでは「閉店」と明記されていますが、閉店ではありません、店舗名を変更しただけで現在も営業を続けております。
さて、現在「はすぬま」となっている店舗は元々「ステーキ&ハンバーグいわたき三郷店」だったわけですが、名称変更にするあたり、フランチャイズから独立したと明記されていました。
そうなんです。「いわたき」はチェーン店なんです。
現在のいわたきについて
現在「いわたき」は三郷店がフランチャイズから抜けて3店舗が存在しています。
いわたき野菊野店
松戸市野菊野にある、こちらのいわたきが元祖一号店という情報がありました。
いわたき千間台店
越谷市千間台駅近くにあります。
いわたき鶴見店
こちらはちょっと遠い神奈川県横浜市鶴見区にあります。
いわたきは「肉のハナマサ」が創業していた
この「いわたき」の歴史を紐解いてみると、元々は肉のハナマサが創業した外食チェーンだった事が分かりました。
元祖一号店と言われている野菊野店の創業が1984年(昭和59年)という事で実に30年以上の歴史のあるステーキレストランだったわけです。しかし時期は不明ですが、別の会社が「いわたき」部門を買収。
その後、さらに別の企業に「いわたき」は買収され、2005年に「いわたき」を所有している会社が倒産します。この頃、当時のいわたき三郷店も店が閉まっていてしばらく営業していなかったという情報もありました。
ステーキのけんは「いわたき」がモデルだった
ここで手を差し伸べるのが「ステーキのけん」で有名な、株式会社まいど(現在「株式会社エムグラントフードサービス」)です。
いわたき三郷店を含む4店舗の経営権を取得し、経営再建を果たします。それが2005年末から2006年にかけての話になります。
その後、2006年11月に「ステーキのけん」一号店、南柏店がオープンします。
そうなんです。ステーキとハンバーグで、ライスとサラダが食べ放題というビジネスモデルは「いわたき」が元祖で、それを「ステーキのけん」という形で広めていったのです。
この前後関係を知らなかった私は、ステーキのけんの会社がエリア拡大の為に「いわたき」を買収したのだと思っていましたが、完全に逆。いわたきの所有権を得た事で「ステーキのけん」が誕生したいう流れが正しいようです。
「いわたき」と「はすぬま」創業年が異なるのはなぜ?
ここで一つ気になるのが「いわたき」とフランチャイズから抜けた「はすぬま」の創業年の違いです。
野菊野店の創業が1984年(昭和59年)とあり、鶴見店にも同様に創業59年と明記されています。
しかし「はすぬま」の看板を確認してください。
創業57年とあるのです。いわたきの本店であるはずの野菊野店よりも、2年早い創業年を明記しているのか?
もしかすると、ここにフランチャイズ脱退、そして「はすぬま」名称変更のヒントがあるのかもしれません。
「伝統の味 継承の店」という文言も気になるところです。
ともあれ、現在も営業していますので、興味のある方は行ってみてください。
店舗情報
- ハンバーグ&ステーキの店はすぬま
- 埼玉県三郷市南蓮沼270
- 048-957-8003
- 営業時間:午前11時30分〜午後11時(L.O.午後10時30分)