三郷市文化会館がやたらと大物ミュージシャン達のコンサートツアーの初日に使われるのは何故か?ツアー初日の双璧をなす戸田市文化会館との共通点
読者の方からの情報提供で、TMネットワークが7年ぶりのライブツアーを開始、その初日が三郷市文化会館である、という事を教えてもらいました。
そのツアー、初日の三郷市文化会館以降は、東京国際フォーラム(5,012席)、オリックス劇場(2,400席)、名古屋国際会議場センチュリーホール(3,000席)と、かなり大型のホールで開催されるのに、コンサート会場としては中規模の1,292席の三郷市文化会館が採用されているはなぜなのか?
情報提供をくださった方も、その点を非常に不思議に思われていたようです。
調べてみると、多くの大型ミュージシャンの方々がコンサートツアーの初日に三郷市文化会館を採用している事を知りました。
しかし、しかしです。
元浦和市民(現在さいたま市)の私の中では
コンサーツアーの初日のメッカは「戸田市文化会館」というイメージが強くあります。
さらに調べてみたら、コンサーツアーの初日は戸田市文化会館に負けないくらい三郷市文化会館が採用されている事を知るに至りました。
果たして、なぜ?戸田市文化会館と三郷市文化会館がコンサーツアーの初日に採用されるのでしょうか?
戸田市文化会館と三郷市文化会館は良く似ている
この理由については、戸田市文化会館について昔、耳にした事があります。
そして実は戸田市文化会館と三郷市文化会館は非常に似ているホールなんですね。なので、戸田市文化会館がツアー初日に使われる理由は、そのまま三郷市文化会館が使われる理由に当てはまると思うので解説したいと思います。
ツアー初日に採用される理由
東京からのアクセスが良い
戸田市文化会館と三郷市文化会館どちらも東京から近く、高速道路を降りてから比較的すぐの所にあるという共通点があります。
東京からのアクセスが良いという事は、来場者が確保しやすいという点と、ツアースタッフ&設備の移動が楽という2つのメリットがあるわけです。
会場使用料が比較的安い
戸田市文化会館と三郷市文化会館どちらも埼玉県。東京の会場と比べて、使用料が比較的安いという話を聞いた事があります。
ゲネプロとして使いやすい
ゲネプロとは、本番を行う直前に行われる最終リハーサル。基本的には本番同様の内容を通しで行うものです。
上記のアクセスの良さと使用料の安さが、ゲネプロの会場として適していると思われます。
そして、そのまま翌日に同じ会場で初日を迎えたほうが合理的というわけです。
音響環境が良い
戸田市と三郷市の文化会館だけの話ではありませんが、1,000席前後の中規模のホールのほうが音響環境が良いという話を聞いた事があります。
戸田市文化会館の座席数は1,210人。1,292席の三郷市文化会館とホールの規模も非常に良く似ているんですね。
ドーム球場や武道館などの大規模な会場は、そもそもコンサーツアーを主としたものではないという所も多く、収容人数は多く確保できますが、音響が良くないというデメリットがあります。(それでも最近は設備の進化でだいぶ良くなってきたとも聞きますが)
音響環境の良さを理由に戸田市文化会館や三郷市文化会館などの中規模のホールをあえて選ぶミュージシャンもいるとか、いないとか。
以上がツアー初日に三郷市文化会館が使用される理由になります。いかがだったでしょうか。
まあ人から伝え聞いた話ではありますが、かなり説得力があると思いますww
地元民としては、近隣で大型ミュージシャンのコンサートが楽しめるというのは非常に嬉しいわけで、今後も三郷市文化会館を活用していただきたいですね。
アクセス 三郷市文化会館
場所は三郷市文化会館、大ホールになります。
三郷市文化会館 施設情報
- 三郷市文化会館 ホームページ
- 住所:埼玉県三郷市早稲田5-4-1
- TEL:048-957-2155
- FAX:0048-957-2513
- 受付時間:午前9時〜午後8時
- 休館日:第二、第四、第五月曜日