三郷市の水道料金が令和6年4月1日から改定、平均2割ほど値上げに、ただし三郷市は元々埼玉県内では料金が安い方だった

三郷市の水道料金が令和6年4月1日から改定される事がわかりました。

※写真はイメージです。

• 節水機器の普及等による1人1日あたりの水道使用量の減少
• 老朽化した水道施設の更新や維持管理に要する費用の増大

以上の事から、今回値上げされる事がわかりました。

平均約2割の値上げになるという事で、実に31年ぶりの値上げとなります。

また料金体系も用途別から口径別に変更になるとの事です。

ただ、実は今までの三郷市の水道料金。埼玉県内では3番目に安い料金水準でした。それが少しだけ上がって、県内で8番目に安い料金水準になる見込みという事で、水道料金としては、三郷市は値上げ後もまだまだ安い方に入るわけです。

1人1日あたりの水道使用量の減少で値上げするのは、正直解せない部分がありますが、老朽化した設備の維持管理費用については、これは日本全体の今後の大きな課題でもあります。

元々安い中、2割の値上げで済むのは、まだマシな方と言えるかもしれません。

人口減少に歯止めがかからないような過疎地域では、多少の値上げでどうこうできるレベルではないケースもあると耳にします。

インフラを支える市民が減る事は、残された市民の負担が増える事を意味します。

日本人全体の人口も減少していく中、今まで当たり前だと思っていたインフラが、当たり前ではなくなる日は、そう遠くないのかもしれません。

三郷市としては現在の人口をどれだけ維持できるか。最低でも10万人は下回らないようにするための施策が重要になってくるのではないでしょうか。

関連リンク：水道料金の改定について