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劇場アニメ「この本を盗む者は」の舞台・読長町と三郷市が姉妹都市協定、読書推進で若い世代にアプローチ

カテゴリ: ニュース

12月26日公開予定の劇場アニメ「この本を盗む者は」の舞台となる読長町と、「日本一の読書のまち」を掲げる埼玉県三郷市が姉妹都市協定を締結しました。

フィクションの町と実在の自治体による異色のコラボレーションです。

関連リンク:劇場アニメ「この本を盗む者は」公式サイト

※画像は公式サイトからキャプチャーさせていただきました。

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「日本一の読書のまち」と「書物の町」が連携

三郷市は2013年3月に「日本一の読書のまち三郷」を宣言し、幅広い世代への読書活動推進に取り組んでいます。

一方、アニメに登場する読長町は「書物の町」という設定で、両者の理念が合致したことから今回の協定締結が実現しました。

この連携の背景には、特に10代・20代の読書離れが進んでいる現状があります。三郷市では、本をテーマにした話題のアニメ作品とのタイアップにより、若い世代へ新しいアプローチで読書の魅力を伝えたいとしています。

図書館イベントやPR活動を展開

姉妹都市協定に伴い、三郷市では以下の取り組みを予定しています。

  • 市内図書館や教育機関でのポスター・チラシ配布
  • 図書館イベントの実施
  • 読書活動の共同PR

これらの活動を通じて、アニメをきっかけに本に興味を持つ若者の増加を目指します。

新たなプロモーション素材も公開

協定締結発表と合わせて、主人公・御倉深冬のキャラクターPV第1弾と新規場面カット4点が公開されました。

本の世界を冒険する深冬と謎の少女・真白の姿が描かれており、作品の魅力を伝える内容となっています。

作品概要

「この本を盗む者は」は深緑野分の小説が原作の謎解き冒険ファンタジーです。本嫌いの主人公・深冬が、物語の世界に飲み込まれた町を救うため、真白と共に様々な本の世界を旅する物語が描かれます。

監督は福岡大生が務め、アニメーション制作はかごかん(株式会社かごめかんぱにー)が担当。12月26日から全国で公開予定です。

本を通じた新しい地域連携

現実の自治体とアニメ作品の舞台が姉妹都市協定を結ぶという珍しい試みは、地域の文化振興と作品プロモーションの双方にメリットをもたらす新しい形のコラボレーションです。

読書離れが課題となる中、アニメという親しみやすいコンテンツを活用した三郷市の取り組みは、他の自治体にとっても参考になる事例として注目されそうです。

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サムリ
結婚を機に埼玉県三郷市に暮らし始めて、約20年。在宅フリーランスのサムリです。奥さんは生まれも育ちも三郷の人。二人の息子と一匹のワンコと暮らしています。 ブロガーとして20年近く活動し、地域情報に特化したサイトを10年近く運営。5,000記事以上を執筆。 三郷に引っ越してきたばかりの方から、長年暮らしている方まで。老若男女誰でも楽しめる、ちょっぴり役に立つ情報を発信していきます。
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