【応援】障害のある子どもの仕事体験イベント「コラボカフェ三郷」がクラウドファンディング実施中
子どもたちの未来への扉を開く、とても素敵なプロジェクトが三郷市で進行中です。
障害のある子どもたちが「働く」ことの楽しさや可能性を体験できる1日限定カフェ「コラボカフェ三郷」が、9月21日の開催に向けてクラウドファンディングで資金を募集しています。
このプロジェクトは、障害があっても一人ひとりに必ずある「できること」「得意なこと」にスポットライトを当て、子どもたちの自信と社会全体の理解を育むことを目的としています。
クラウドファンディング詳細
- タイトル:障害のある子どもが多様な仕事を体験できる1日限定カフェを三郷市で開催したい
- 実施期間:2025年8月1日~8月31日
- 目標金額:19万円
- 方式:All-or-Nothing(目標未達成の場合はプロジェクト中止)
- URL:https://camp-fire.jp/projects/866589/view
イベント開催概要
- 開催場所:三郷珈琲焙煎所(埼玉県三郷市彦成5-149-2)
- 開催日時:2025年9月21日(日)
①10:00~12:00(体験イベント)
②13:00~15:00(体験イベント)
③15:30~16:30(一般開放・物品販売のみ) - 定員:事前完全予約制16名
- 対象者:障害のある子どもの親子、不登校の子どもの親子、子どもの将来に不安がある親子など
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトは、障害があることで働く機会を得ることが困難な現状を改善し、子どもの時から就労について考えるきっかけを提供することを目的としています。
2025年2月に三郷市に開所した障害者就労継続支援A型事業所「三郷珈琲焙煎所」を会場に、滋賀県近江八幡市の「みいちゃんのお菓子工房」と協働してイベントを開催します。
カフェの仕事を細分化し、それぞれの子どもの得意分野で活躍できる場を提供するのが特徴です。
体験できる仕事内容
参加する子どもたちは以下のような仕事を体験できます。
三郷珈琲焙煎所での体験
- ハンドドリップによるコーヒー作り
- ドリップバッグのパッケージデザイン
みいちゃんのお菓子工房での体験
- チョコペンを使ったお菓子のデコレーション体験
- メタバース(仮想空間)での非対面接客体験
それぞれの体験には、当事者である高校生アーティストや高校生パティシエがサポーターとして参加し、親子に寄り添いながら指導を行います。
注目の協働メンバー
このプロジェクトには、各分野で活躍する当事者たちが協働メンバーとして参加します。
岩城栄治さん:NPO法人みさと代表理事で、三郷珈琲焙煎所を運営。焙煎士の経験を活かし、障害者就労支援に取り組んでいます。
apipoさん:埼玉県在住の高校生アーティスト。自閉スペクトラム症と場面緘黙症がありながら、SNSで注目を集める繊細なペン画を描き、県立近代美術館での個展開催やアート賞ファイナリスト選出など、多方面で活躍しています。
杉之原みずきさん:滋賀県の高校生パティシエ。場面緘黙症がありながら小学6年生で「みいちゃんのお菓子工房」をオープンし、現在もパティシエとして活動を続けています。
後藤未来さん:重度身体障害がある車椅子生活者で、メタバース世界でVTuberとして活動。仮想空間を通じた新しい働き方を実践しています。
資金の使い道
集まった資金は以下の用途に使用される予定です。
- 会場費:20,000円
- 運営費:20,000円
- 交通費:60,000円
- 宿泊費:20,000円
- 広報費:50,000円
- 予備費:20,000円
社会への波及効果
このプロジェクトは単なるイベント開催にとどまらず、障害者就労への社会の理解促進と、同様の取り組みの全国展開につながることが期待されています。
前回のイベント後には、支援者が自らクラウドファンディングを実行して啓発イベントを開催する事例も複数生まれており、社会へのポジティブな影響が証明されています。
障害のある子どもたちの可能性を広げ、社会の理解を深めるこの意義あるプロジェクトの実現のため、多くの方の温かい支援が求められています。
ささやかではありますが、当ブログも支援させていただきました。ぜひ皆さんも支援をお願いします。
関連リンク:障害のある子どもが多様な仕事を体験できる1日限定カフェを三郷市で開催したい
