【二転三転】三郷市中央1丁目、マンション計画から一転して6階建て医療施設建設へ
コインパーキング閉鎖→再開→再び閉鎖という波乱の展開を見せていた三郷市中央1丁目の空き地に、新たな動きがありました。
当初予定されていた12階建てマンションから一転、6階建ての診療所・調剤薬局の複合施設が建設されることが明らかになりました。
アクセス 診療所・調剤薬局の複合施設建設予定地
場所はこちら。
これまでの経緯
この土地をめぐる状況は、まさに二転三転という言葉がぴったりです。
第1章:最初のマンション計画とコインパーキング閉鎖
2023年頃から、この場所では12階建ての共同住宅(マンション)建設計画が持ち上がり、それに伴って従来営業していたコインパーキングが閉鎖されました。
第2章:計画停滞とコインパーキング復活
ところが、マンション建設工事はなかなか開始されず、土地が遊休状態となってしまいました。
そこで2024年2月頃、一時的な土地活用として「RBパーク 三郷市中央1丁目」という名称でコインパーキングが再開されました。24時間400円という手頃な料金設定で、地域の方々に利用されていました。
関連リンク:中央1丁目のコインパーキングが新築マンション建設に伴い閉鎖されたが、その後再びコインパーキングとしてオープンしていた
第3章:再び閉鎖、そして新たな計画
2024年9月20日をもってコインパーキングが再び営業終了となり、今度こそ建設工事が始まるのかと思われていました。
関連リンク:三郷市中央1丁目のコインパーキングがマンション建設のため閉鎖後、再びコインパーキングとして復活後、再び閉鎖へ!今度こそマンション建設か?
しかし今回明らかになったのは、当初のマンション計画とは全く異なる医療施設の建設計画でした。
新しい建設計画の詳細
現在掲示されている「予定建築物概要」によると、以下のような施設が建設される予定です。
- 地名地番:埼玉県三郷市中央1丁目15番11
- 敷地面積:327.90平方メートル
- 建築面積:169.06平方メートル
- 建築物の高さ:22.85メートル
- 階数:地上6階、地下0階建て(1棟)
- 用途:診療所・調剤薬局
12階建てのマンションから6階建ての医療施設への計画変更は、かなり大幅な方針転換と言えます。
敷地面積約328平方メートルというコンパクトな土地に、診療所と調剤薬局を併設した6階建ての建物を建設する計画は、地域の医療ニーズに応える施設として期待されます。
マンション計画が変更となった具体的な理由は明らかにされていませんが、建設業界の資材高騰や労働力不足、あるいは地域のニーズ調査の結果などが影響している可能性があります。
「今度はマンション?」「また駐車場?」と地域住民の関心を集め続けたこの土地に、ついに確定的な建設計画が動き出しました。
医療施設という形での決着は意外な展開でしたが、地域にとって有益な施設となることを期待したいですね。
ただ工事が本格化するまで、もうしばらく空き地の状態が続きそうです。
こちら読者の方から写真付きで情報提供をいただきましたが、編集部の方で改めて撮影しました。ギフト券の応募にはしっかりカウントさせていただきますのでご安心ください。
