三郷市議会が除名した関根和也氏、県知事の審決で議員に復帰へ、一方で名誉毀損の刑事裁判は継続中

三郷市議会が令和7年12月3日の定例会で決議した関根和也氏への除名処分について、埼玉県知事は7月10日付で「除名処分を取り消す」旨の審決を示しました。
これにより関根氏は同日付で議員の身分を回復しました。
一方で、木津市長に対するSNSでの名誉毀損罪については起訴されており、刑事裁判が進行中です。
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除名の経緯、昨年7月の初当選から半年で失職
関根氏は令和7年7月の市議選で初当選後、同年8月以降に市役所の窓口で職員に暴言を浴びせる行為を繰り返し、9月定例会で議員辞職勧告決議を受けました。
11月には威力業務妨害容疑でさいたま地検に書類送検されています。
12月定例会では陳謝を求められながら市長への威圧的な態度を繰り返したとして、12月3日に賛成多数で除名処分が可決され、失職しました。関根氏はその後、県に審決の申請を行っていました。
県知事「除名は重すぎる」と判断
県の審決では、議場での「官製談合」発言が懲罰に値する「無礼な言葉」と認められた一方、質疑に対する釈明を行う中での発言であり、ことさらに市長を侮辱する目的とは認められないため「非行の程度は軽微」と判断しました。
また議会外での言動を懲罰の種類の決定に考慮した点も問題視され、「市議会の裁量権の逸脱または濫用にあたる違法な処分」として除名取り消しの審決が下されました。
名誉毀損の刑事裁判は継続、起訴内容を争わない姿勢
一方、刑事事件については別に進行しています。
関根氏は令和7年7月22日から同年12月31日にかけて、木津市長に対し「公共事業の入札において受託収賄事件及び公契約関係競売等妨害罪に関与した」などSNSへの投稿を19回繰り返したとして名誉毀損罪で起訴され、さいたま地裁で初公判が開かれています。
初公判では弁護側が起訴内容について争わない姿勢を示しており、今後判決が言い渡される見通しです。
有罪判決が確定した場合、公職選挙法の規定により議員資格に影響が生じる可能性があります。
除名処分は取り消されたものの、刑事裁判の行方によっては再び議員資格が問われる局面も想定されます。今後の裁判の動向が注目されます。









