八潮市内の児童生徒の下痢や腹痛、県が給食による集団食中毒と認定、その数3,000人以上
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八潮市で発生した小中学生の下痢や腹痛の問題ですが、調査の結果、県は給食による集団食中毒と認定しました。
その規模なんと3,453人と、八潮市内の児童生徒数のおよそ半数にも上っているとの事です。
八潮で児童生徒ら3453人が下痢や腹痛、県が集団食中毒と認定 病原大腸菌を検出、草加保健所が処分
県食品安全課によると、6月28日、八潮市内の医療機関から草加保健所に、市内にある複数の小中学校の児童生徒が腹痛や下痢など食中毒の症状を訴え受診していると通報があった。
調べたところ、同月26日に協同組合東部給食センターが運営する八潮市新町の「四季亭八潮工場」が給食として提供した、鶏の唐揚げやツナじゃが、海藻サラダなどを食べた八潮市内の小中学校15校の児童生徒教員6922人中、3453人に症状が見られた。同29日の欠席者は計377人に上り、教員の欠勤者も出た。
症状のある人から病原大腸菌が検出されたことや、共通食が同工場で提供された食事に限定されることなどから、草加保健所は2日、同工場が原因で食中毒が起きたと断定。同日から4日までの3日間、営業停止の行政処分にした。
当面は給食は休止、弁当持参での通常授業となるそうです。