やっぱりキャンプは楽しい!ボーイスカウト三郷第1団発団40周年記念イベント「秋の家族キャンプ体験」で親子で学び成長できたお話
11/14(土)11/15(日)。この日は三郷市民にとっては産業フェスタで盛り上がった日だったと思います。
参考記事:11/14(土)11/15(日)の2日間!商工まつりと農業祭が同時開催される三郷市産業フェスタ2015が行われますよ!
三郷市のローカル情報を扱うブログ「三郷ぐらし」としては、これは外すことのできないイベントですが、実はこの日私と息子たちはキャンプに行っておりました。
参考記事:親子でキャンプ体験!11/14(日)・15(日)で船橋市大神保青少年キャンプ場で体験イベントをやるみたいですよ
参考記事:11/14(日)・15(日)で船橋市大神保青少年キャンプ場で行われるキャンプ体験!正式に申し込みました!
産業フェスタの日程を知る前に、この親子キャンプ体験の存在を知り、先に申し込んでしまったんです。
というわけで、ちょっと報告が遅れましたが、この秋の親子キャンプ体験について紹介したいと思います。
開催されたのは、船橋市大神保青少年キャンプ場。
最近有名な船橋アンデルセン公園のすぐ近くです。
三郷市から高速道路を使わず1時間足らずの場所にキャンプ場があるとは知りませんでした。
当日はあいにくの雨でしたが、避難棟の中でテントを張る事ができるようになり決行となりました。
参加したのは、私と長男と次男、そして長男と同い年の甥っ子の4人。
親子での参加は私達の他には、一組お父さんと息子さんで参加されている方がいらっしゃいました。
避難棟内でのキャンプ設営。のっけから初めての経験ですが、子供達は一生懸命手伝ってくれました。
ちなみに私自身は若い頃から何度もキャンプに行っているので、アウトドアには慣れているつもりです。
最近子供達も大きくなってきたので、何回かキャンプには連れて行ってはいるのですが、準備や後片付けなど、諸々の作業はほとんど私一人でやっていました。
てっきり手伝ってくれないものと思っていたんですが、ボーイスカウトの方の言葉をしっかり聞いて手伝ってくれました。やればできるんですねww
夕飯の準備をするにあたり、まずは火の起こし方から学びます。
新聞紙をクシャクシャにして
その上に、細い木を上手く並べて火をつけます。
マッチを触るのも生まれて初めて。私も甥っ子の父ちゃんもタバコを吸わないので、家にマッチはおろかライターすらありません。
火を自分で扱うという事に怖さもありつつ、興味津々。真剣にボーイスカウトのお兄さんの説明を聞きます。
まずはお兄さんが見本という事で、火を起こしてくれました。しかしすぐにこの火は消され、今度は子供達だけで火を起こす事となりました。
自分たちで細い木を置いていきます。
途中、私が手伝ってしまいましたが、上手に火を起こす事ができました。
お隣のお父さんと息子さんは、完全に息子さん一人に任せ、お父さんはじっと見守っていました。
私は、この時ハッとしました。
続いて豚汁作りの為の野菜切りです。
まだ5歳の次男にはピーラーや包丁はまだ早いし、怖いと思ったので、こんにゃくを手で千切る手伝いをやってもらおうと促したのですが、次男本人が「にんじんを切りたい」と言ってききません。
ここで私は、隣のお父さんの姿勢を思い出しました。
安全を優先して、禁止するのは容易い。未熟だからといって、手を出してしまう事もまた容易い。
しかし自分でやりたいという意思を尊重する事、そしてできるだけ手を出さずに見守る事。
親として私が成長する機会を与えられたと思いました。
火起こしは手伝ってしまいましたが、今回は思い切って、次男にやらせてみる事にしました。
危なっかしい手つきだったので、添える手については口出しをしましたが、ピーラーと包丁を使って彼は最後まで作業を続けました。
途中で「飽きた〜」と言って投げ出すのではないかと思いましたが、まさかこれほど集中して最後までやるとは、、、予想外でした。
次男の新しい一面を見る事ができました。
長男も予想外にテキパキと動いていました。こんにゃくちぎりが終わったら、それで終わりかとおもったら、にんじん切りの手伝いにやってきたり、その後は別のボーイスカウトのグループと一緒にごぼうのカットも手伝っていました。
普段はあまり落ち着きがなく、集中力にかける甥っ子も、お米を炊く為のお湯を沸かすため、火力をアップさせるべく、薪の配置を的確に変え、集中して火の番をしていました。
どの子も普段の日常では見ることのできない真剣な眼差しで取り組んでいました。
ちなみにお米は飯盒炊さんではなく、このようなビニール袋にお米と水を入れ、口をしっかり縛ったものを、大量のお湯で茹で上げるという物。
芯はないのですが、ちょっとグチャグチャなご飯になるので、滅茶苦茶美味しいとはいえないものですが、災害時などに役に立つ炊飯方法だと思いました。
そしてこちらが豚汁。大量の野菜が煮こまれているので、とっても美味しかったです。
ビックリしたのは、普段野菜が嫌いで好き嫌いの激しい次男が、この豚汁を完食し、おかわりまでした事。
家で豚汁を作ったら、やれ大根を減らしてください。ごぼうは食べられません。と文句ばかり言っているのに「うまい!最高にうまい!」とバクバク食べておりました。
身体を動かして、空腹だったという事もあるかもしれませんが、自分で切った人参が入っているというのも大きな要素だったのかもしれません。
翌朝は、朝食をすました後は、マッチやライターを一切使わない火起こし器による、火おこし体験。
これが大人でもけっこう難しいのですが、甥っ子や次男は一生懸命やっていました。
大人の方が一生懸命やって、煙は出たのですが、火を起こすまでには至らなかったようですが、とても良い体験になったと思います。
他にもロープの結び方講座や、自分の歩幅で何歩歩くと、5メートルピッタリになるかなどのレクリエーションも開催していただきました。
子供達の新たな一面の発見と、ちょっぴりの成長を感じ、また私自身の親としての今後の課題も見えてきて、とても有意義な時間を過ごす事ができました。
ボーイスカウト三郷第1団さんの皆さん、本当にありがとうございました。
今回は40周年記念のイベントという事ですが、今後もこういった形のイベントを検討したいとおっしゃっていました。
その時には、この三郷ぐらしで告知ができるようにしたいと考えております。
いや〜雨でも全然キャンプは楽しいですね。
甥っ子はこれが人生初キャンプだったのですが、返ってから両親に「また行きたい!キャンプ楽しい!」と嬉しそうに話していたそうです。